ウエストミンスター寺院の予約・所要時間|実際に1時間30分見学して感じた「入る価値」

ロンドンのウエストミンスター寺院の外観

ロンドン観光で、ウエストミンスター寺院の中まで入るか迷っている方もいるのではないでしょうか。

この記事では、実際に訪れた体験をもとに、予約・所要時間・日本語のマルチメディアガイド・見どころ・中まで入る価値についてまとめます。
旅程に入れるかお悩みの方の判断材料になれば幸いです。

※料金や開館時間などは変更されることがあります。訪問前には「ウエストミンスター寺院公式サイト」で最新情報をご確認ください。

目次

ウエストミンスター寺院は中まで入る価値がある?

私自身は、入場料を払ってでも中まで見学してよかったと感じました。

今回訪れるにあたって初めて知ったのが、ウエストミンスター寺院が、多くの王族や偉人が眠る場所でもあるということです。

「公式サイト」によると、寺院には3,300人以上が埋葬され、そのほかにも多くの人物をたたえる記念碑があります。

また、1066年以来、歴代君主の戴冠式が行われてきた場所でもあります。

館内を歩きながら、イギリスの長い歴史を実際に感じられることが、私にとっては大きな魅力でした。

歴史的な建築やイギリスの歴史に少しでも興味がある方なら、中まで見学する価値は十分にあると思います。

ウエストミンスター寺院の所要時間|1時間では少し短く、1時間30分でちょうどよかった

私たちは14:30ごろから16:00ごろまで、約1時間30分見学しました。

自分たちなりにしっかり見て回って、1時間30分で「ちょうどよかった」という感覚です。

1時間だと少し駆け足になっていたと思うので、初めて訪れるなら1時間30分ほどは確保しておくのがおすすめです。

一方、歴史や建築が好きで、一つひとつの墓所や装飾までじっくり見たい方なら、もう少し余裕を取ってもよさそうです。

私たちは閉館時間に合わせて16時ごろに出ましたが、「途中で切り上げた」という感覚はありませんでした。

入場料に含まれるマルチメディアガイドを利用

ウエストミンスター寺院のマルチメディアガイド貸出場所
入場後すぐの場所にあるマルチメディアガイドの貸出場所

館内では、貸し出し用のマルチメディアガイドを利用しました。

マルチメディアガイドの利用は入場料に含まれているため、追加料金はかかりません。

各見学ポイントには番号が振られていて、端末で該当する番号を選ぶと、日本語の音声と動画による説明を見ることができます。

ウエストミンスター寺院のマルチメディアガイド言語選択画面
貸出端末では日本語を選択できました。
ウエストミンスター寺院の日本語マルチメディアガイド見学画面
番号ごとに日本語の音声や動画を見ながら館内を回ります。

私たちは端末での説明を見終えるまでは各見学ポイントにとどまり、その後に建築や墓所を見たり、写真を撮ったりしながら次のポイントへ進みました。

マルチメディアガイド自体が1時間30分あるわけではなく、ガイドを見聞きしながら館内をしっかり見て回った結果が約1時間30分です。

2026年7月時点のガイドには、次の見学ポイントが表示されていました。

  • 無名戦士の墓
  • 身廊
  • 聖歌隊席(クワイヤ)
  • 主祭壇
  • 聖エドワード廟の礼拝堂
  • 国王ヘンリー5世の墓
  • 女王エリザベス1世の墓
  • 聖母子チャペル
  • 国王ヘンリー7世の墓
  • 国王エドワード3世と国王リチャード2世の墓
  • 南周歩廊
  • 詩人のコーナー

目の前にある場所の背景を日本語で知ることができ、理解を深めながら見学できるのがとても面白かったです。

ウエストミンスター寺院の予約|私たちは当日に公式サイトから購入

私たちは旅行前にはチケットを購入しておらず、訪問当日に公式サイトから予約しました。

当日でも午後の枠には空きがあった

私たちが当日に予約画面を確認した際は、午前中の複数の時間枠はすでにSold outになっていました。

一方、午後にはまだ空きがあり、14:00〜14:30枠にも100枚以上の残席が表示されていました。

そのため、当日でも予約できる可能性はありますが、希望する時間帯があるなら早めに購入しておく方が安心です。

特に午前中に入りたい場合や、その後の旅程が決まっている場合は、先に入場時間を押さえておくと予定を組みやすいと思います。

ウエストミンスター寺院の当日予約画面
訪問当日の予約画面。午前中は売り切れの時間帯もありました。

「ウエストミンスター寺院公式サイトでチケットを確認・購入する」

当日の入場はスムーズ|入口はNorth Door

ウエストミンスター寺院のNorth Door付近
観光客用の入口・North Door

ウエストミンスター寺院を観光で訪れる際の入口は、North Doorです。

ただ、私たちが訪れたときは「North Door」という名称がGoogle Maps上に表示されておらず、入口の場所が少し分かりにくく感じました。

実際の入口はこの辺りです。

「ウエストミンスター寺院の入口(North Door)をGoogle Mapsで見る」

現地まで行けば入口自体には迷いませんでしたが、初めて訪れる場合は、あらかじめ位置を確認しておくと安心です。

当日はほとんど並ばず、スマートフォンに表示したチケットを見せて入場できました。

実際に印象に残った見どころ

聖歌隊席(クワイヤ)

ウエストミンスター寺院の聖歌隊席クワイヤ

一番印象に残っているのが、聖歌隊席(クワイヤ)です。

一席ごとに三角屋根が付いているような装飾が連なり、これでもかと思うほど豪華なつくりでした。

単に美しいというより、長い歴史の中で多くの重要な人物がこの場所を訪れてきたのだと考えると、その時間の積み重なりに思いを馳せるような場所でした。

高い天井とステンドグラス、大きな彫刻

ウエストミンスター寺院の高い天井とステンドグラス

館内に入ったときの第一印象は、「荘厳」。

高い天井に、石造りの壁と鮮やかなステンドグラスの色の対比が美しく、大きな彫刻も圧巻でした。

外観を眺めたときとはまた違った迫力があります。

王や偉人たちが眠る場所

もう一つ印象的だったのが、王や偉人たちの墓所が次々と現れることでした。

日本語のマルチメディアガイドが背景を補足してくれるので、イギリス王室の歴史に詳しくなくても十分楽しめました。

一方、「○○何世」と聞いても人物像がすぐに浮かばないこともありました。

もし訪問前に少し予習するなら、歴代君主を一からすべて覚える必要はなく、先ほど紹介したマルチメディアガイドの見学ポイントに登場する人物を軽く調べておくのがおすすめです。

エリザベス1世やヘンリー7世など、「この人がどんな人物だったのか」が何となく分かっているだけでも、実際の墓所を目にしたときの感じ方が変わりそうです。

館内で写真撮影はできる?

現在の公式ルールでは、個人利用の写真撮影は館内の多くの場所で認められています。

一方で、

  • 礼拝中
  • 聖エドワード懺悔王の聖廟
  • St Faith’s Chapel
  • Queen’s Diamond Jubilee Galleries

では撮影できません。

また、フラッシュ、動画撮影、セルフィースティック、三脚などは禁止されています。

撮影ルールは事前に公式サイトで確認し、現地でスタッフから案内があった場合はその指示に従いましょう。

ショップ・カフェもある

見学後にはお土産ショップにも立ち寄りました。

私たちは購入しませんでしたが、かわいいオーナメントなど、魅力的なグッズがいろいろと並んでいました。

また、敷地内にはCellarium Café and Terraceというカフェもあります。ショップやカフェまでゆっくり楽しみたい場合は、寺院の見学時間とは別に少し余裕をみておくとよさそうです。

ビッグ・ベン、ウェストミンスター橋とセットで回りやすい

ウエストミンスター寺院見学後に訪れたビッグベン

旅程を組むうえでよかったのが、周辺の王道スポットとの距離の近さです。

私たちは寺院を出たあと、

ウエストミンスター寺院
→ ビッグ・ベン
→ ウェストミンスター橋
→ バッキンガム宮殿方面

の順番で歩きました。

寺院を出てからビッグ・ベンまでは、体感としてかなり近かったです。

ビッグ・ベンとウェストミンスター橋は、写真を撮りながら見て回っても合わせて10分ほどでした。

その後はバッキンガム宮殿方面へ。

ウエストミンスター寺院からバッキンガム宮殿までは約1kmの距離で、徒歩でも十分移動できます。

ただし、ウェストミンスター橋とバッキンガム宮殿は寺院から見て別方向にあります。

そのため、橋まで見に行ったあとは寺院側へ少し戻るような動線になりますが、それでも私たちは無理なく歩いて回ることができました。

ウエストミンスター周辺の王道スポットをまとめて観光したい方には、とても組みやすいエリアだと思います。

この日の詳しい旅程は、別記事の「ロンドン2泊3日の実際の旅程|初めてのロンドン観光で王道を巡った約47時間」で紹介しています。

まとめ|イギリスの歴史を感じたいなら、中まで見学してほしい

ウエストミンスター寺院は、私にとって入場料を払ってでも中まで見学してよかった場所でした。

荘厳な建築だけでなく、王や偉人たちの墓所を巡りながら、長いイギリスの歴史に触れられるのが大きな魅力。

初めてのロンドンで、イギリスの歴史を感じられる場所を訪れたい方には、ぜひ中まで見学してほしいと思います。

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